院内で入院患者様が着る「患者衣」。
国立H病院様では、患者様の着心地と、看護のしやすさを両立する患者衣を探しておられました。しかしニーズに合うものがなかなか見つからず、今回弊社で「お直し」をご提案し、ご希望どおりの患者衣を安価にご提供することができました。
着心地よく看護しやすい患者衣とは
長期入院の方が多い国立H病院様では、患者様の着心地と、看護のしやすさを両立する患者衣を探しておられました。
専門の業者が販売している入院用パジャマは、一般的に看護しやすいつくりになってはいるものの、患者様の着心地がよくなかったり、自院の看護のニーズに合わないものも多く、しかも割高であるというデメリットがありました。
「もう少しここがこうなっていればいいのに…」
看護の現場から挙がる声を吸い上げて、市販のパジャマを「お直し」して患者衣にすることになりました。
患者衣のお直しリフォーム
市販のパジャマは、男性用であってもズボンの前が開かないものが多いのが事実です。特に今回H病院様からご要望のあった、「着心地のよいスウェット地のパジャマ」ではほぼ全て前開きはありません。しかし看護上はどうしても前立てを簡易に開閉する必要がありました。
市販のスウェットパジャマの前立てを開閉できる仕様にしたい。
H病院様からは、マジックテープとスナップボタン、両方のお直しをご要望いただき、試作品を納品したところ、最終的にはスナップボタンでご発注いただきました。現場で看護をされる方の意見もお聞きし、よりよいお直しの内容を決めてまいりました。
お直しした患者衣の写真
こちらが今回お直しした患者衣です。
もともと前開きのなかったズボンを切り開き、2か所にスナップボタンを取り付けて開閉可能にしました。スナップボタンが内側から肌に当たらないように、裏側にはしっかりと裏地をつけて着心地も追求しております。
お直しにはコストメリットも
お直しは、弊社がアパレル事業でお世話になっている業者様にお願いしました。丁寧な手作業が自慢の業者様です。
しかもパジャマ代、お直し代をあわせても、専用の患者衣よりもお安く提供することができ、H病院様にも大変喜んでいただけました。
「お直し」でニーズに合わせた患者衣をつくりませんか?
病院、クリニックで看護に携わる皆様、市販の患者衣に満足されていますか?
もうすこしここをこうしてほしい、というご要望はありませんか?
弊社のお直しでお役に立てることがあるかもしれません。もしご用命がございましたら、ぜひお問い合わせください。